最終更新日 2014/03/16
Cocos2d-x 3.0 beta2 の開発環境構築手順をまとめます。

このバージョンは最新ではありません。
最新版はCocos2d-x開発環境の構築を参照してください。

目次 Edit

まえおき Edit

  • インストールするCocos2d-xのバージョンは3.0beta2で、インストール先は C:\cocos2d-x\cocos2d-x-3.0beta2 とします。
  • インストールするPythonのバージョンは2.7.6で、インストール先は C:\Python27 とします。
  • Windows版の開発には VisualStudio 2013 を使用します。
    Cocos2d-x 3.0 は C++11 の機能を使用しているため、VisualStudio 2012 以降のバージョンが必要です。
    無料のExpressバージョンでも問題ありません。
    VisualStudio 2010は使用不可能です。

Cocos2d-x本体のインストール Edit

Cocos2d-x 3.0 beta 2 をインストールします。基本的には、ダウンロードしたファイルを解凍して任意のフォルダにコピーするだけです。

  1. Cocos2d-xの公式ダウンロードサイト http://www.cocos2d-x.org/download にアクセスして、対象のパッケージをダウンロードします。
    Download v3.0 beta2 の箇所をクリックしてダウンロードして下さい。
    cocos2dx_001_001.PNG
  2. ダウンロードした cocos2d-x-3.0beta2.zip を解凍します。
  3. 解凍された cocos2d-x-3.0beta2 フォルダを C:\cocos2d-x 以下にフォルダごと移動します。
    __MACOSXフォルダがあるかもしれませんが、そのフォルダは使用しません。
    ↓こんなフォルダ階層になります。
    cocos2dx_001_002.PNG
  4. 以上でCocos2d-x本体のインストールは完了です。

Pythonのインストール Edit

Python 2.7.6 をインストールします。3.x系は問題が出る場合があるようなので、使用しないほうがよいです。

  1. Python日本語公式サイト http://www.python.jp/ にアクセスして、2.7.6のWindowsインストーラをダウンロードします。
    Python 2.7.6 以下にある、Windowsインストーラからダウンロードしてください。
    python_001.PNG
  2. インストーラを実行してインストールを完了します。
    インストールオプションはデフォルトのままで問題ありません。
  3. インストールフォルダにパスを通します。
    システム環境変数のPathに C:\Python27 を追記して、パスを通してください。
  4. コマンドプロンプトを立ち上げ、
    python --version
    と打ち込んで、
    Python 2.7.6
    と表示されれば、Pythonの準備は完了です。

Cocos2d-xプロジェクトの新規作成 Edit

Cocos2d-xの新規プロジェクトを作成します。
プロジェクトを作成するフォルダは D:\projects 以下とします。

  1. C:\cocos2d-x\cocos2d-x-3.0beta2\tools\project-creator\create_project.py をダブルクリックして、プロジェクト作成ダイアログを起動します。
    ここでダイアログが出ない場合は、Pythonのインストールに失敗しています。Pythonのインストールが正しく行われているかを確認してください。
    cocos2dx_002_001.PNG
  2. projectPathに
    D:\projects
    と入力して、create ボタンをクリックします。
    cocos2dx_002_002.PNG
    テストプロジェクトの為、projectPath以外はデフォルトのままですが、本番プロジェクトの場合は適宜内容を変更してください。
    projectNameプロジェクト名
    packageNameパッケージ名
    projectPathプロジェクトフォルダが作成されるフォルダ
    language使用する開発言語
  3. create successful というダイアログが出れば、プロジェクトの新規作成に成功です。
    cocos2dx_002_003.PNG
    プロジェクトフォルダが D:\projects\MyGame として生成されていると思うので確認してみてください。

Windows版 Edit

前項で作成したMyGameプロジェクトをWindows版としてビルド、実行する手順です。

  1. VisualStudio2013(もしくは2012)がインストールされていなければインストールしてください。
  2. D:\projects\MyGame\proj.win32\MyGame.sln をダブルクリックしてVisualStudio2013を起動します。
    アップグレードのダイアログが出ますが、OKを押して先に進んでください。
  3. ツールバー>ビルド>ソリューションのリビルド で、ソリューションをリビルドします。
    ビルドが開始され、ずらずらーっとwarningが出ますが、とりあえず気にしないでください。
    (略)
    4>  MyGame.vcxproj -> D:\projects\MyGame\proj.win32\Debug.win32\MyGame.exe
    ========== すべてリビルド: 4 正常終了、0 失敗、0 スキップ ==========
    な感じでログが完了していればビルドは成功です。
  4. ツールバー>デバッグ>デバッグ開始 でアプリケーションを実行します。
    HelloWorld なウィンドウが立ち上がれば成功です。

Android版 Edit

前項で作成したMyGameプロジェクトをAndroid版としてビルド、実行する手順です。
Android版が必要が必要無ければこの項は無視してかまいません。

  1. Androidの開発環境が必要です。
    開発環境が整っていない場合 Android開発環境の構築 を参考にして開発環境を構築してください。
    Android NDKも必須です。上記ページを参考に環境を構築してください。
  2. 環境変数の設定
    Windowsのシステム環境変数に以下を追加します。
    環境変数名
    ANDROID_SDK_ROOTC:\Android\android-sdk
    NDK_ROOTC:\Android\android-ndk
    これらの環境変数は、後述する build_native.py が内部で参照している為必要となります。
  3. コマンドプロンプトからビルドを実行
    Eclipseで設定すればEclipse上からビルドできますが、基本としてはCocos2d-xのビルドはPythonファイルで外部からビルドします。
    以下、Pythonファイルからビルドする基本的な手順です。
    ビルドだけで、実行はまだです。
    1. コマンドプロンプトを立ち上げ、プロジェクトのandroidフォルダに移動
      cd /d D:\projects\MyGame\proj.android
    2. 続けて、ビルド用のPythonファイルを実行
      build_native.py
      すると、ビルドが開始されます。
      以下のようなログが出力されて終了すればビルドは成功です。
      cocos2dx_003_001.PNG
  4. プロジェクト用のEclipseワークスペースを作成
    簡単のため、プロジェクト用のEclipseワークスペースを作成します。
    D:\projects\MyGame フォルダの下に、 AndroidWorkSpace フォルダを新規作成してください。
    cocos2dx_004_001.PNG
  5. 作成したワークスペースでEclipseを起動
    Eclipse起動時、もしくはEclipse起動後のツールバーのファイル>ワークスペースの切り替え>その他
    で表示されるワークスペース・ランチャーダイアログに、作成したワークスペースのパスを指定します。
    cocos2dx_004_002.PNG
  6. Eclipseの設定
    1. ツールバーの ウィンドウ>設定>一般>ワークスペース>リンクされたリソース で、『新規』ボタンを押します。
      名前は『COCOS2DX』で、ロケーションを『C:\cocos2d-x\cocos2d-x-3.0beta2』にしてOKを押します。
    2. ツールバーの ウィンドウ>設定>C/C++>ビルド>環境 で、『追加』ボタンを押します。
      名前は『NDK_ROOT』で、値を『C:\Android\android-ndk』にしてOKを押します。
    3. ツールバーの ウィンドウ>設定>C/C++>コード解析 で、『Syntax and Semantic Errors』のチェックを外し、適用ボタンを押します。
  7. Cocos2d-xライブラリプロジェクトを追加
    『ファイル>新規>プロジェクト』で、新規プロジェクトダイアログを開きます。
    cocos2dx_004_003.PNG
    『Android>既存コードからのAndroidプロジェクト』を選択して『次へ』ボタンを押します。
    cocos2dx_004_004.PNG
    『プロジェクトのインポートダイアログ』が表示されたら、ルート・ディレクトリーの参照ボタンを押し、フォルダーの箇所に
    D:\projects\MyGame\cocos2d\cocos\2d\platform\android\java
    を指定し、OKボタンを押します。
    cocos2dx_004_008.PNG
    プロジェクト名にlibcocos2dxが表示されていることを確認して、完了ボタンを押します。
    cocos2dx_004_005.PNG
    パッケージエクスプローラーにlibcocos2dxが表示されていれば成功です。
  8. ゲーム本体のプロジェクトを追加
    前項のCocos2d-xライブラリプロジェクトと同じ要領で、ゲーム本体のプロジェクト、今回で言う所のMyGameプロジェクトを追加します。
    手順は前項と全く一緒で、『プロジェクトのインポートダイアログ』のルート・ディレクトリーのフォルダー指定を
    D:\projects\MyGame\proj.android
    とします。
    プロジェクト名にMyGameが表示されていることを確認して、完了ボタンを押します。
    cocos2dx_004_006.PNG
    パッケージエクスプローラーにMyGameが表示されていれば成功です。
  9. パッケージエクスプローラーに2つのプロジェクトが追加されているかを確認
    libcocos2dxとMyGameが存在するか確認します。
    cocos2dx_004_007.PNG
    上記のようになっていれば、成功です。
  10. アプリケーションの実行
    Eclipse上部ツールバーの『実行>デバッグ』から開始します。
    ダイアログが出た場合は、Androidアプリケーションを選択してください。
    Android端末が適切に接続されている、もしくは仮想デバイスが適切に設定されていれば、アプリケーションが実行されるはずです。

添付ファイル: filepython_001.PNG 295件 [詳細] filecocos2dx_004_008.PNG 282件 [詳細] filecocos2dx_004_007.PNG 288件 [詳細] filecocos2dx_004_006.PNG 300件 [詳細] filecocos2dx_004_005.PNG 310件 [詳細] filecocos2dx_004_004.PNG 326件 [詳細] filecocos2dx_004_003.PNG 306件 [詳細] filecocos2dx_004_002.PNG 331件 [詳細] filecocos2dx_004_001.PNG 312件 [詳細] filecocos2dx_003_001.PNG 337件 [詳細] filecocos2dx_002_003.PNG 319件 [詳細] filecocos2dx_002_002.PNG 283件 [詳細] filecocos2dx_002_001.PNG 318件 [詳細] filecocos2dx_001_002.PNG 292件 [詳細] filecocos2dx_001_001.PNG 299件 [詳細]

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